レフティーモンスター小倉隆史が引退を表明した。
ヴァンフォーレ甲府から戦力外通告を受け、合同トライアウトにも臨んだが、獲得を希望する
チームが無かったため引退となってしまった。
今年から、ヴァンフォーレがJ1に昇格して、ついにJ1の舞台に小倉が帰ってくるかと期待していただけに、残念だった。
昨シーズンも後半は、出場機会が全然無かったからJ1に上がっても、どうかなーとは思っていたけど、それでも引退は残念だ。
俺は、小倉が名古屋グランパスの時、ヴェルディ戦でのエンドライン間際からのフェイントを
見て以来、小倉選手のファンだった。
日本代表にも召集され、「今後10年、日本のFWはいらない」とまで言われていた。
代表合宿中に靭帯を断裂するまでは。
このときは、かなりへこんだ気がする。
選手生命も危ぶまれたが、懸命のリハビリにより復活を果たすが、以前程のキレは無かった。
復活後のテレビ番組で「もし怪我をしていなかったら、今の自分はどうだったと思いますか?」
という問いに対して
「怪我をしたのが小倉の人生」
とキッパリ答えていた。
これを聞いて、惚れ直した。
それでもいつかは日本代表に復帰してほしいと真剣に思ってた。
それもこれで完全に断たれた。
今後は、指導者を目指すらしい。
今後は、指導者としての小倉隆史に期待したい。